89番の演奏では世界屈指の演奏を見せた飯森範親指揮日本センチュリーのハイドン
ハイドンの交響曲89番、どんな料理の仕方があるのか、はなはだ疑問の音楽だ。しかし見事に料理し切ったのは見事だ。 たぶん欧米のハイドンの有名なスペシャリストとて、飯森範親ほどの演奏も出来ないのではないか。 今夜のブラボーオーケストラは、飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団でハイドンの交響曲89番の演... 続きをみる
89番の演奏では世界屈指の演奏を見せた飯森範親指揮日本センチュリーのハイドン
ハイドンの交響曲89番、どんな料理の仕方があるのか、はなはだ疑問の音楽だ。しかし見事に料理し切ったのは見事だ。 たぶん欧米のハイドンの有名なスペシャリストとて、飯森範親ほどの演奏も出来ないのではないか。 今夜のブラボーオーケストラは、飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団でハイドンの交響曲89番の演... 続きをみる
恐ろしく変化したモーツアルト・オペラの演奏様式ヘンヒェン指揮英国ロイヤル・オペラの「ドン・ジョバンニ」
オペラファンタスティカの「ドン・ジョバンニ」は、英国ロイヤル・オペラの2019・10・8のピチピチの生きのいい公演の放送だ。そして別公演の映画が今年1月日本各地で上演されたもようである。これからシネマで上演されるそうだ。力が入っている。 指揮のヘンヒェンを聴きたいのが本音だったが、驚いたのはベルカ... 続きをみる
改めて注目フォークト版「リンツ」フォークト指揮ニュージーランド交響楽団の演奏
これはもうフォークト版「リンツ」と言っていいのでしょう。解釈の域を超えた楽譜の読みです。実際のモーツアルトの楽譜がどうなっているか。 トスカニーニが「タンホイザー」にここにテインパニがあらねばならないと加筆して、バイロイトに招かれた時、ワーグナーの自筆譜を閲覧すると、印刷譜が欠いていた音符が自筆譜... 続きをみる
今週は色々なことがあった。ベートーベンの話、亡くなっ皆川達夫さんの話。 まずベートーベンの話には決着がありました。 実はクラシック・クロスオーバーというクラシック音楽に歌詞を乗せて親しみやすい音楽にしたというもの。ベートーベン交響曲第七番第二楽章に歌詞を乗せて、イギリスの歌手が歌ったものであること... 続きをみる
ラジオ深夜便2時にロマニチックコンサートがある。つらつらと聞いていると、ベートーベンの交響曲第七番の第二楽章のメロディーに乗せて女性の歌声が聞こえた。 「あっ」と驚いた。クレンペラーの言った通りだ。 引用すれば、クレンペラーはベートーベンの交響曲第七番の第二楽章はオーストリーの古い民謡の「巡礼の歌... 続きをみる