ブルックナー交響曲8番ドホナーニ指揮NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団
近年稀に見る名演であったといえよう。全編隅々までブルックナーの音がした。第4楽章はノバーク版にハース版を取り入れた巧妙な細工がしてあって、ドホナーニの精密な考えに触れるおもいであった。 今夜のベストオブクラシックは、ドホナーニ指揮NDRエルプフルハーモニー管弦楽団で、ブルックナー交響曲8番の演奏で... 続きをみる
ブルックナー交響曲8番ドホナーニ指揮NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団
近年稀に見る名演であったといえよう。全編隅々までブルックナーの音がした。第4楽章はノバーク版にハース版を取り入れた巧妙な細工がしてあって、ドホナーニの精密な考えに触れるおもいであった。 今夜のベストオブクラシックは、ドホナーニ指揮NDRエルプフルハーモニー管弦楽団で、ブルックナー交響曲8番の演奏で... 続きをみる
才気走るクラウス・マケラ指揮スウェーデン放送交響楽団ドビュシー交響詩海
若干24歳の若手指揮者クラウス・マケラのドビュッシー交響詩海の演奏には参りました。改訂版で押し切るかと思いきや第三楽章は初版のフェルマータを復活する。また大胆なリタルランドを掛けるやら。 今夜はクラウス・マケラ(1996-)指揮スウェーデン放送交響楽団でドビュッシー作曲交響詩海の演奏でした。(20... 続きをみる
今夜のブラボーオーケストラは、チョン・ミョンフン指揮東京フィルでブラームス交響曲1番の放送であった。ますます円熟味を増す指揮振りがあった。(2021・7・2) 第一楽章。 序奏は禁欲的でダイナミックスを押さえて開始されたが、それだけに28小節のテインパニをわずかの間にクレッシェンドさせた効果はてき... 続きをみる
ショスタコーウィッチ交響曲5番ホーネック指揮デンマーク国立交響楽団
今夜のベストオブクラシックは、ホーネック指揮デンマーク国立交響楽団でショスタコーウィッチ交響曲5番の演奏であった。(2020・11・26) ホーネックは、ショスタコーウィツチが5番で新しい手法を獲得し、二重構造で音楽を表現することであったと言う。表面ではスターリン賛美をしながら裏面ではそれを皮肉る... 続きをみる
我々の知らない名指揮者が誕生した。マリオ・ベンツァーゴ(1948-)はベルン交響楽団の指揮者、すでにブルックナー全集を完成していて、なんと去年4月8日サントリーホールでブルックナー3番を読響で指揮することになっていたが、コロナウィルスの流行で来日が中止されたのだそうだ。まあ1、2年は疫病は沈静化し... 続きをみる