パスカルの葦笛のブログ

クラシック音楽のテレビやFMの放送からその演奏を視覚(楽譜)で再現します。後から読むだけでどんな演奏だったか理解出来ます。

2021年9月のブログ記事

  • チョン・ミョンフン指揮のブラームス2番の円熟

    今夜のブラボーオーケストラはチョン・ミョンフン指揮東京フィルでブラームス交響曲2番の演奏であった。第一楽章の演奏が傑出していた。(2021・7・2) 第一楽章。 261小節のテインパニの後半でクレッシエンドを掛けていたが、これはチョン・ミョンフムのオリジナルの解釈であろう。 これと同様の解釈が、2... 続きをみる

  • ブラームス交響曲1番チョン・ミョンフン指揮東京フィル

    今夜のブラボーオーケストラは、チョン・ミョンフン指揮東京フィルでブラームス交響曲1番の放送であった。ますます円熟味を増す指揮振りがあった。(2021・7・2) 第一楽章。 序奏は禁欲的でダイナミックスを押さえて開始されたが、それだけに28小節のテインパニをわずかの間にクレッシェンドさせた効果はてき... 続きをみる

  • ショスタコーウィッチ交響曲5番ホーネック指揮デンマーク国立交響楽団

    今夜のベストオブクラシックは、ホーネック指揮デンマーク国立交響楽団でショスタコーウィッチ交響曲5番の演奏であった。(2020・11・26) ホーネックは、ショスタコーウィツチが5番で新しい手法を獲得し、二重構造で音楽を表現することであったと言う。表面ではスターリン賛美をしながら裏面ではそれを皮肉る... 続きをみる